LINEトーク履歴をバックアップ・復元する完全ガイド【iPhone対応】
- Kiyoko Tōru
- 更新日:2024-12-20 カテゴリ: LINE バックアップ
iPhoneを使っていると、LINEのトーク履歴やメッセージを失いたくないという方も多いはずです。特に、大切な会話や思い出が詰まったトーク履歴は、常にバックアップを取っておくことが大切です。しかし、iPhoneでLINEのトークバックアップをどう行うか、バックアップする前に何をすべきか、よく分からないという方も少なくありません。今回は、iPhoneユーザー向けに、LINEのトーク履歴のバックアップ・復元方法について、詳しく解説します。
- Part1.iPhoneでLINEトーク履歴をバックアップする前にやっておく
- Part2.LINEのトーク履歴をバックアップする方法【iPhone】
- Part3.iPhoneでバックアップしたLINEトーク履歴を復元する方法
Part1.iPhoneでLINEトーク履歴をバックアップする前にやっておく
iPhoneでLINEトーク履歴をスムーズにバックアップするために、以下のポイントを事前に確認するのが重要です。
ポイント1:iCloudの空き容量を確認する
iPhoneでは、LINEのトーク履歴などのデータを「iCloud」にバックアップしています。しかし、iCloudには無料プランで1ユーザーあたり5GBの容量制限があり、これに注意する必要があります。トーク履歴のバックアップには5GBで十分な場合もありますが、他のデータがすでにiCloudに保存されていると、容量不足でバックアップが失敗する可能性もあります。そのため、事前にiCloudの空き容量を確認し、整理しておくことが重要です。
- Step 1iPhoneの「設定」アプリを開き、画面上部にある自分の名前をタップします。
- Step 2「iCloud」を選択すると、現在のiCloudの容量と使用状況が表示されます。
- Step 3空き容量が10%以下の場合は、「ストレージを管理」を選び、不必要なデータを削除して容量を確保しましょう。
また、必要に応じてiCloudの有料プランへのアップグレードも検討できます。iCloud+では、50GBプラン(150円/月)から最大12TBプラン(9000円/月)まで選べます。
ポイント2:iCloud Driveの設定を確認する
iPhoneでLINEのトーク履歴やその他のデータをバックアップするためには、iCloud Driveがオンになっている必要があります。次に、iPhoneの設定で「iCloud Drive」が正しくオンになっているか確認しましょう。
- Step 1iPhoneの「設定」アプリを開きます。
- Step 2画面上部にある自分のユーザー名部分をタップします。
- Step 3「iCloud」に進み、「iCloud Drive」のスイッチがオンになっているか確認します。
「iCloud Drive」がオンになっていない場合は、スイッチをオンにすることで、データがiCloudに保存されるようになります。これにより、トーク履歴を含むデータがiCloudにバックアップされるようになります。
ポイント3:LINEアプリを最新バージョンにアップデートする
古いバージョンのLINEアプリでバックアップしたトーク履歴は、機種変更時に新しい端末で復元できない可能性があります。新しい端末で問題なくトーク履歴を復元するために、バックアップを取る前に必ずLINEアプリを最新バージョンにアップデートしておきましょう。
- Step 1iPhoneのホーム画面で「App Store」アプリを開きます。
- Step 2右上のアカウントアイコンをタップします。アカウント画面を下にスクロールして、インストールされているアプリの一覧からLINEアプリを探します。
- Step 3LINEアプリの横に「アップデート」ボタンが表示されていれば、それをタップします。もし「開く」ボタンが表示されている場合、すでにLINEアプリは最新バージョンにアップデートされているので、そのままでOKです。
これでLINEアプリが最新の状態に更新され、バックアップ後に新しい端末への復元がスムーズに行えます。
ポイント4:写真や動画をLINE アルバムに保存する
LINEのトークルーム内で送受信した写真や動画もバックアップの対象にできますが、これらのデータまでバックアップするとiCloudの容量がすぐに逼迫してしまいます。iCloudの無料容量は5GBまでなので、容量を節約するために、写真や動画はLINEアルバムに保存する方法が有効です。
- Step 1写真を保存したいトーク画面の「三」>「アルバム」を選択します。
- Step 2画面右下の「+」>追加したい写真を選択して「次へ」>「作成」をタップします。
これで、重要な写真や動画をLINE アルバムに保存しておくことで、iCloudのバックアップ容量を節約しつつ、大切なデータを安全に保管することができます。
Part2.LINEのトーク履歴をバックアップする方法【iPhone】
ここまで準備が整ったら、いよいよトーク履歴をバックアップしましょう。トーク履歴のデータ容量は大きくなることもあるため、自宅のWi-Fiなど安定した通信環境で実行することをおすすめします。
方法1:LINEアプリでLINEトーク履歴をバックアップする
では、一緒にLINEアプリでトーク履歴をバックアップする方法を見ていきましょう。
- Step 1LINEアプリを開き、画面下部の「ホーム」タブをタップし、右上にある設定ボタン(歯車アイコン)を押します
- Step 2設定画面が表示されるので、「トークのバックアップ」に進みます。
- PINコードをまだ設定していない場合:「データを保護しよう」という画面が表示されます。「今すぐバックアップ」をタップし、6桁のPINコードを設定してください。
- すでにPINコードを設定している場合:「トークのバックアップ」設定画面に進み、既に設定されているPINコードを入力して、「トーク履歴のバックアップ」をタップします。
- Step 3バックアップが完了した後、「前回のバックアップ」欄に当日の日付が表示され、「バックアップサイズ」にはバックアップしたデータ容量が表示されていれば、バックアップは正常に完了しています。
注意点:トークルーム内で送受信した写真や動画もバックアップ対象に含める場合は、バックアップ設定画面で「サムネイル画像のバックアップ期間」をタップし、対象期間を選択します。「バックアップしない」を選択すると、写真や動画はバックアップ対象から外れますので注意してください。
方法2:専門的なLINE管理ソフトで、LINEデータをバックアップする【無料・無容量制限】
LINEアプリでバックアップするのは、iCloud容量に依存しています。データが多い場合、容量が不足になる可能性が高いです。その容量制限を解消するには、UltFone for LINEのがおすすめです。これなら、容量不足やiCloudの制限を気にすることなく、大切なデータを簡単に保護できます。
- 簡単で迅速なバックアップと復元:数クリックでLINEのトーク履歴やメディアをバックアップできます。
- バックアップファイルをPCに保存 :バックアップデータをPCに直接保存できます。LINEのクラウドストレージを使用しないため、容量制限を気にすることなく大容量のデータも安全に保存できます。
- データの選択的バックアップ:LINEのトーク履歴やメディアの中から必要な部分だけを選択してバックアップできます。これにより、必要なデータだけを効率よく保存でき、不要なデータを省くことができます。
- 14日以上のLINEトーク履歴も対応:同・異なるOS間で14日以上のトーク履歴も移行可能。
UltFone for LINEが選ぶ理由
- 手順 1UltFone for LINEをPCにダウンロードして起動します。AndroidまたはiPhoneをPCに接続し、左の欄から「バックアップ」を選択します。
- 手順 2接続が成功したら、「今すぐバックアップ」をクリックします。UltFone for LINEは自動的にLINEデータのバックアップを開始し、バックアップ時間はデータのサイズに依存します。
- 手順 3 以下の画面が表示されたら、LINEのバックアップが完了したことを示します。 「バックアップを表示」をクリックすると、バックアップ内容を確認できます。
Part3.iPhoneでバックアップしたLINEトーク履歴を復元する方法
新しいiPhoneへのLINEデータ移行をスムーズに進めるためには、以下の手順に従いましょう:
事前準備:古いiPhoneでバックアップを確実に取得
前述した方法で、古いiPhoneでトーク履歴を含むバックアップをしっかり行っておくことが重要です。バックアップしたトーク履歴は、同じApple IDでログインした新しいiPhoneでのみ復元可能です。異なるApple IDでログインしないように注意してください。
新しいiPhoneのセットアップを完了させる
まず、新しいiPhoneの基本的なセットアップとデータ移行を終わらせておきましょう。その後、以下の手順でLINEアプリをインストールしてログインします:
- Step 1App StoreからLINEをダウンロードします。
- Step 2アプリを起動し、「LINEへようこそ」の画面で「ログイン」をタップします。表示される4つのログイン方法から選択:
- QRコードログイン
- 電話番号でログイン
- Apple IDでログイン
- Facebookでログイン
- Step 3ログインして認証完了後、バックアップからトーク履歴を復元する画面が表示されます。
バックアップしたLINEトーク履歴を復元する
ログイン時に「前回のバックアップ」の日付を確認してください。最新のバックアップが表示されていれば、「トーク履歴を復元→次へ」を押して復元を開始します。これでLINEバックアップしたトーク履歴を正常に復元できます。
まとめ
以上、iPhoneユーザー向けに、LINEのトーク履歴のバックアップ・復元方法について詳しくご紹介しました。一般的にはiCloudやiTunesを利用したバックアップ方法が知られていますが、さらに簡単かつ便利な方法としてUltFone for LINEを活用することもおすすめです。このソフトを利用すれば、LINEトーク履歴のバックアップや復元が簡単に行えることができます。このようなツールを活用しながら、大切なLINEデータをしっかりと保護しましょう!